■20090821(金)
革ジャンビーチライヴ!
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| ついにこの日がやってきた。 「革ジャンビーチIN相良」 前回の御前崎から一年間、おれたちはずっとずっとずうっとこの日を待ち望んでいた。 今でもまるで昨日のことのように思い出す。 あの、白く輝く砂浜にどこまでも続く青い海と空。 容赦なく照りつける太陽に燻し出された夏の匂いを胸いっぱいに吸い込み、そこから海に空に、天に向かってロックを掻き鳴らす。 あの快感を今年もまた味わえるのかと思うと、矢も盾もたまらないぞくぞくとした感覚が背中を駆け巡る。
当日、おれたちはおれたちのファミリーと共に相良ビーチへと向かった。 会場に着き、ステージを見て驚いた。 ステージは、まるで藤枝の蓮華寺池にある野外音楽堂をそっくりそのまま移動したようなつくりだった。 なぬ?それだけではわからんとな?否、それがわからんような人が読むほどこのコラムはグローバルではないから大丈夫なのだ。
すでに1バンド目が始まっている中、おれたちはステージより少し離れたいくつかテントを張ってある近くにテントを張った。 ちなみにこの場所はステージを見下ろすような場所で会場全体が見えてまことに最適である。
この日バンド数は十数バンドでおれたちの出番は5番目だった。 テントを張って束の間、おれたちの出番はやってきた。 そしてステージに立つ。 音を出す。 開始早々汗が吹き出る。 吹き出る汗がまつ毛にたまってきらきらと光る。 その隙間から青い空と輝く太陽を覗き見る。 瞬間世界が止まって見える。 遠くに浮かぶカモメも、風に揺れるテントも、日傘をさす女も、裸で踊る男も、走り回る子供も、みんな美しい一枚の絵みたいになる。 これだ、この一枚が去年最高の思い出で、それから一年間、恋い焦がれた瞬間ではなかったか。 今年一番の夏の思い出。 来年も出たい革ジャンビーチ。 この企画を運営し、参加させてくれたみなさんには心から感謝します。 ありがとう!来年もお願いします。
さて、キャメルクラッチ次回のライヴは10/11、ザ・スリーの企画に参加。 なんと、約二ヵ月も先ではないか。その間、いったいどう過ごせと言うのか。なに?腕を磨きなさい、ジョギングをしなさい、パンク神拳伝承者として曲をつくりなさい!? おぉ神よ‥あなたのお導きが聞こえる‥ よし、さっそくメンバーに電話しよう。 プルルルル‥ | | |