Dr.yamada's Column
■20051231(土)  今年のラストライヴ。
mb_1231191340.jpg 176×144 5Kヨールレィヨールレィヨーレリッヒィ〜♪
ばたばたと忙しい日々が続いていたおれにも無事休日はやってきた。
そして本日は今年最後のライヴをアニマルハウスで締め括る!と言ったわけで意気揚揚にヨーデルを口ずさみつつおれたちはアニマルハウスへと向かった。
この日は10バンド中9番目、リハはないが早起きは三文の得と言うとおりにスタート前からアニマルにて出番を待つ。
そしてライヴは始まった。
1バンド目はラモーンズのカヴァーバンド、みんなすごく若い子達だったけど偉大なるラモーンズをカヴァーする心意気に感服、って言うかうちもカヴァーしてたりして‥。
2バンド目はカヴァーかオリジナルかは不明だがなにをやりたいのかは十分伝わるパンクバンドだった。
そして3バンド目にて早くもアブトラの登場。
この前の日記に書いた通り崖っ淵から這い上がってきたアブトラが一体どんな復活劇を見せてくれるのだろうと期待と興奮に高まる客を前にアブトラは見事なステージを見せてくれた。
きっとフロアからの波打つ客の鼓動はステージに立つアブトラには凄まじい重圧となってのしかかっただろう。
しかしアブトラはその重圧を音の重圧返しで何倍にも増して返してきた。
気がつけばおれたちはすっかりアブトラサウンドに飲み込まれ頭のてっぺんから足の爪先まで髪の毛一本血の一滴余すことなく全身全霊全てにおいてアブトラサウンドの洗礼に身を任せた。
その結果お肌はつるつるになった。
そして取り憑いていた悪霊は退散していった。
恐るべしアブトラ、今年最後のステージは今年最高のステージになった。
見事な復活を遂げたアブトラは来年すごい年になるんじゃないかとおれは思う‥便乗させてくれ!
しかしほんとお世辞じゃなくかっこよかったな。
で次のバンドはここまでの流れから一転してポップなバンドが登場し、するとその次もまたその次もその流れで続きそしてついにおれたちの出番がやってきた。
今年最後のステージはアブトラのようにうまいこといかなかったけど楽しくやれたからよかったかな。
そしてラストを飾ったバンドはガレージロックでトリにふさわしいいいバンドだった。
こうして総勢10バンド出演の濃いぃライヴは無事幕を閉じた。
その後は待ってましたの打ち上げ&忘年会。
アブトラのみんなとお客さんと大勢で酒を酌み交わし飲むとその勢いでカラオケにも行き解散したのは朝の五時。
日が昇りきるまで駐車場で寝てそれからマイホームへ向けて出発。
はっと気ずけばまたしてもライヴに関わる画像を一枚も撮らなかった自分を呪い帰り道に車を止めて撮った画像が見出しのそれ。
今年最後の空の画像はあまりいいのが撮れなかった。
ま、とにかく今日で今年も無事終了。
明日からはまた新たな年の幕開けとなる。
今年は年始めからボーカルの脱退で始まり右往左往しながらもなんとか乗り切ったって感じかな。
来年もおれたちはかわらずにロックしていくつもりだけど今年と同じじゃつまんないから何かしら考えてはいこうと思う。
とにかくみなさん、今年一年ほんとにありがとうございました。
特にこの日記を読んでるあなた、よいお年を‥。
そして読んでなくてもキャメルに関わった全てのみなさん、よいお年を‥。
そしてロックなお年を‥。
そして来年も野菜を食べつつロックな日々を送りましょう。
ロックなお年を‥。
ロック、ロック、ロック‥。
ロックとは一体‥。
来年に続く。

■20051225(日)  クリスマス・ブルース
mb_1225081210.jpg 176×144 5Kファックファックファーック!!
メリー・ファック・クリスマス!!!
アメリカの休日にいちいちつきあっちゃいられねぇぜっ!
ってことで今日もおれは朝から仕事仕事仕事!
バンザーイっやったやったやったー♪
ってうれしくね――c(`Д´c)
寒いし眠いし会社のおじさんまだこねえし‥
帰りたい‥
心から帰りたい‥
ちきしょーっ!!
トホホホ‥(´〜`)

■20051221(水)  アニマルライヴ
mb_1221224826.jpg 176×144 4Kここ最近のあまりの寒さとあまりの忙しさにブルースばかりが口を吐いて出る今日この頃、みなさんはいかがお過ごしですか?
巷ではやれクリスマスだやれ忘年会だと浮かれ気分でロケンローみたいな唄が流行ってるみたいだけどおれにはまったくもってブルースにしか聞こえてきませんよ。
はぁ〜疲‥。
ま、それはさておき17日のアニマルでのライヴ日記に移りましょうか。
ひさしぶりのアニマルでのライヴに意気揚揚と出発したおれたちは無事富士に到着。
リハを終えると人気のない商店街をぶらつく。
しかし耐えるには忍びないあまりの寒さに思わず入ったパチンコ店が運の尽き。
懐まで寒〜くなったおれたちは必死でテンションを上げてスタートを待つ。
この日は得意の一番手。
フロアにはアニマル特有のアニマル風がびゅんびゅんと吹いている。
これこれ、これこそアニマルだ。
ひさしぶりに感じる心地いい風に煽られたおれたちは無事ステージを終了。
その後のバンドもアニマル旋風拳の洗礼を受けつつも見事なライヴを終えていく。
そして最後のバンドも無事終了。
ひさしぶりのアニマルライヴを終えた感想は、
やっぱ愛する我がホームグラウンド、アニマルハウスは最高だ‥
である。
次のライヴもアニマルだ、しかもブラザーバンドのアブトラと対バン、しかもアブトラは新生アブトラとして新しい一歩を踏み出す日、年末ながら新たな幕開け、しかも崖っぷちから僅か二ヵ月で這い上がってきたアブトラ、ほんとにほんとにほんとうに楽しみじゃないですか。
みなさん。
野菜もいいけどライヴもいいですよ。
アニマル惑星へ‥。
是非。

■20051212(月)  ロックの苦悩。
mb_1212185539.jpg 176×144 3K雨は夜更けすぎに〜
雪へとかわるだろ〜♪
冬の澄みきった青空には徐々に雲が広がり、乾燥したからっ風は一転して湿度を帯びた冷たい冷たいとても冷たい風へと変わった。
この寒さは地獄並みだな‥。
おれの情報によると地獄では毎日毎日永遠にずっと曇り空。
そして雪が降るか降らないか程度の微妙な寒さも永遠に続く。
しかし身にまとえる着物といえば鬼のおさがりのパンツ一丁のみ。
せめて地獄に落ちたロクデナシ供と一緒に身でも寄せ会おうと思い、あちらこちらと辺りを探すが人っ子一人見当たらない。
身の切れる寒さと寂しさにいっそ死んでしまいたいと思うがここは地獄。
死ぬに死なれず途方に暮れてぶらぶら歩く。
頭をよぎるのは閻魔とのやりとり。
奴は地獄の底で悔い改めろと言った。
おれは奴に唾を吐いた。
気がつけば地獄をさまよっている。
ばかな自分を一生呪い、寒さと飢えに堪え続け、尽きることない地獄の日々を永遠に果てしなく過ごしていく。
閻魔は言った。
おまえは正しく生きてきたわけじゃないが地獄に落とす程でもないな、聞くまでもないが天国と地獄、どっちを選ぶ?
おれは言った。
フッフッフ、おれはロッカーだから天国より地獄を選ぶぜ!
そして向かった先はめでたく地獄。
そして今、とてもとてもとても後悔をしている。
しかし救いなのはこれはおれの空想の世界だってこと。
死んでまでロックな意地を張らなければ地獄に落ちる予定は立たないのだ。
じゃあ死んだらロックを捨てるのか‥。
そんなおれがロックを語っていいのだろうか‥。
ロック、ロック、ロック‥。
ロックとはいったい‥。
苦悩は続く‥。

■20051205(月)  メスカリンライヴ。
mb_1205210025.jpg 176×144 7K夜になると街のあちこちで華やかなイルミネーションが瞬きすっかりクリスマスムード漂うここ浜松の街ではそんなことにはかまってられるかと今夜もロックなショーのスタートを待つ数人のバンドマンが行く宛もなくただぶらぶらと街を歩いていた。
もちろんそれはほかでもないおれたちのことであり相も変わらず薄着で来るギターのようすけに反するごとくこれまた着過ぎなくらい着込んで来たベースの松田と先週見知らぬおばちゃんに褒められすっかりいい気分になったイカすスカジャンを着め込んだおれを含めた三人はティッシュやチラシも差し出されないままほんとにほんとにただほんとうに意味もなく浜松の街をぶらついた。
と言ってもこの日は久々の一番目の出順だけにリハは一番最後に終わったため持て余す時間はさほどなくこの間に比べたら無断でチャリンコ通学するくらいの時間と距離の短縮具合でそう言ってしまうと先に述べた文章とは相反するわけでそれはようすけの薄着と松田の厚着くらいの違いにほかならないわけでしかしこの32分音符をベースとした文体には次の改行までまったく息つく暇もなく読み進まなくてはならないはずだがおれの思惑通りになってるのでしょうか‥。
みなさん。
野さ‥で思い出したけどなんでコンコル道は今年の流行語大賞が取れないのだ!大賞どころかノミネートすらされていないではないか!いったいこの国のマスメディアは何を以て流行語と決めつけているのだ!おれがこれだけコンコル道を説いて回っているのにこのほったらかし具合はなんだ!おれには放置プレイの趣味はないぜ!!とメンバーに怒りの程を伝えたらだって地方CMじゃんと一言で現実に戻されたおれはこのままではライヴ日記を書けずに終わってしまう現実まで思い出しそろそろ本題に入りましょうか。
さすが怒髪天と思う程にスタート前から最前列の場所を陣取ったお客さんを目の前におれたちのライヴは始まった。
いつも通りのアウェイの風は怒髪天を心待ちするお客さんに煽られよりいっそう強く吹きつけたがおれたちは逆によりいっそう燃えたステージになった。
結果は如何に!?
そして続くバンドも負けてたまるかといいステージをこなし怒髪天を迎える頃には客のボルテージは最高潮に上がった。
そして主役の怒髪天。
もう言うまでもなくもの凄く盛り上がったわけだがそれは怒髪天がテレビに出てるとかCDが売れてるからとかじゃなくて怒髪天のライヴがほんとに素晴らしくカッコよかったから盛り上がったわけであり怒髪天のステージにはライヴの大事さを改めて教えられた気がする。
やっぱバンドはライヴだよな‥。
そして惜しまれつつライヴは終了。
次のおれたちのライヴは12/17富士アニマルハウス。
久々のアニマルに意気騰がる。

■20051201(木)  清水JAMJAMJAMライヴ
mb_1201184952.jpg 176×144 6K富士山はきれいだなぁ‥。
こういう画像はすぐ撮るくせにどうしてJAMJAMJAMの画像を撮るのは忘れるのかなぁ‥。
と言ったわけで画像はまるで関係ないが清水JAMJAMJAMでのライヴ日記を始めます。
もう目をつむっても辿り着ける程通い慣れた道を走りおれたちはJAMJAMJAMへ無事到着。
着くとすぐにリハが始まりそれが終わるとスタートまでいつものように街をぶらつく。
今日はぼったくられそうな居酒屋が見つからないなぁ‥。
と思いながらきょろきょろして歩いていると見知らぬおばさんがおれに突然話しかけてきた。
あんた、ねぇ、あんたのそのジャンバーとってもイカしてるわよ、うふふ。
ウインクでもしそうな勢いで話すおばちゃんはまるで寂れた温泉街のストリッパーあがりのような派手な化粧をしていた。
おれは立ち止まらずに答えた。
そう?ありがとう。おばちゃんのそのコートもイカしてるよ。
しかし実際にはそのおばちゃんのコートは派手なだけで安っぽく見える虎柄模様のハーフコートだった。
それからしばらく街をぶらついたが日記のネタになるような出来事は見つからない。
仕方がないからメンバーになんかおばかなことをしてくれと頼んだがなにもしてくれない。
じゃあおれがなにかしようかと思ったがそれは違うなと思いなおしマックでだらだらと時間を潰すとライヴは始まった。
この日おれたちは5バンド中5バンド目、つまり、この日はトリ。
で、1バンド目からテンションの高いいいバンドがでると続くバンドも全ていいバンドでそうなるとラストを飾るバンドにはこれ結構なプレッシャーになったりする。
しかしそんなプレッシャーに押し潰されてショボい演奏をしたらおれたちの前に出たバンドに悪いしおれたちをトリにしてくれたライヴハウスに悪いしなにより遅い時間まで待っててくれたお客さんに悪い。
そんなことを踏まえつつおれたちのライヴは始まった。
で、結果は如何に!?
答えはライヴを見に来てくれたお客さんの胸の中に隠されている。
おれはそれを知りたいとも思うし知りたくないとも思う。
なぜならそれは占いと一緒でいいことは聞いていて気持ちいいけど悪いことは知らぬが仏で幸せでいたいからだ。
と言って現状に満足している気持ちはない。
なぜならおれたちの欲望列車に終着駅などないからだ。
フッフッフ、日々精進ですよ。
みなさん。
野菜を食べてがんばります。
と言うわけでこの日のライヴも無事終了。
次回は今週日曜日、浜松メスカリンで怒髪天との対バンだ。
男気溢れる魂の演歌ロックバンドとの対バンに心踊る。

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