Dr.yamada's Column
■20070322(木)  清水でライヴ観賞
mb_0322160132.jpg 176×144 5K今日もおれは現場に一人。
せっかくリーダーになれたのにシタッパが居ないんじゃ意味がない。
あまりにも話し相手が居ないもんだからつい犬としゃべる。
しかし相手は犬。
なに言ってんだかさっぱりわからん。
そうだ!こんな時は‥
ティリリリリ♪
ホンヤクコンニャク〜
もぐもぐもぐ、うーまずい。
さあキャンディー、なんでもいいから話してごらん。
ふむふむふむ‥え?夢も希望もないからキュウリみたいな顔になっちまっただって!?
く、暗いよおまえさん。
もっと明るく生きなさい!
と、妄想で話しを膨らめるおれの方が暗いか‥。
それはともかく昨日は清水ジャムジャムジャムへライヴを見に行った。
お目当てはブラザーバンドであるアブトラとアウトラン、それとシスターバンドのジプシーリプリー。
仕事帰りにいそいで駆けつけたけど間に合って良かった。
そして自分が出ないから気兼ねなく酒が飲めて楽しいライヴ観賞になった。
時間が合えばこれからも見に行こうと思う。

■20070320(火)  日陰のブルース
mb_0320110325.jpg 176×144 5Kどう考えても一日中日陰に違いない家にその犬は住んでいる。
本家がそうなのだから当然犬小屋にも陽のあたる日は一度もない。
だからそうかはわからないがその犬は痩せ細ってしょぼくれたきゅうりみたいな顔をしている。
最近通っている現場から三軒隣の犬だからおれは毎日のようにその犬を観察できる。
もう観察してから一ヵ月近く経つというのに一度も元気がいいところを見たことがない。
いつも狭い犬小屋の中で丸くなっているだけ。
そしておれが犬小屋に書いてある名前を呼んでもチラっと見て聞こえないふりをする。
それでもおれは暇を見ては犬に話しかけた。
そんなある日、その犬はついに何事かつぶやき返してきた。
おれはいそいでホンヤクコンニャクを食べて犬のつぶやきに耳をかたむけた。
それは悲しいドッグブルースだった。


いいかい兄さん
おれにかまうな
おれにはなにもないのだから
夢も希望も陽の光りさえもない
おれを見てみろ
きゅうりみたいな顔になっちまった
だから兄さん
おれにかまうな


ふ〜む、なるほど。
おれにはどうすることもできないな。
そう言えばこのあいだ見た映画の主人公が言ってたな。
夢のない人間は野菜と同じなんだ、と。
だからあの犬はきゅうりみたいな顔になってしまったんだな。
うん、間違いない。

その後おれはできるだけ犬にかまわないようにした。
でも時々は呼びかけてみる。
しかし犬の反応にたいした違いは見られなかった。

■20070308(木)  ライヴ三本立て
mb_0308193431.jpg 176×144 4K地球温暖化のおかげで現場仕事をするおれにとっては誠に過ごしやすい日々が続いている。
しかし北極に住んでいる白くまにとっては住まいが沈没してしまうという大ピンチ。
ピンチなのは白くまばかりじゃなく例えば深くて冷たいところに住む深海魚も最近暑くてたまらないと言いだした。
そして人間は次々に生まれる新種のウイルスに怯えている。
しかし地球は人間というウイルスに犯され既にその病原菌は地球全土を蝕んでしまった。
ふと耳を澄ませば地球が奏でる絶望のブルースが聞こえてくる。
と言った話しを前々回のライヴの打ち上げで話して盛り上がったのだが前々回のライヴってずいぶん日記をさぼりすぎているようだ。
前々回のライヴは静岡サナッシュで「酔っ払いバカナイト」に出演。
今回で二度目の対バンとなる「ゲンドウミサイル」がゲストできた。
前回の対バンでTシャツは買ったが音源は買えなかったおれは今回こそ音源をゲット。
自分でもびっくりするくらい大好きになり毎日聞いている。
地元のバンドとも初対バンが多くいい出会いがたくさんあった。
そして先週土曜は富士アニマルハウスでライヴ。
対バンにおれたちブラザーバンドのアウトラン、あとは東京からのツアーバンドと計3バンド。
バンドが少なくてもライヴの楽しさも打ち上げの楽しさもなんにもかわらず楽しめるのがアニマルハウスのいいところ。
そして昨日は静岡サナッシュで今回三度目となる「ギターウルフ」と対バン。
前回対バンした時にはまだベースのビリーさんが生きていた。
うちもボーカルがいた。
今回おたがいメンバーがかわってから初の対バンになる。
と一方的な思いを胸にこの日を心待ちにしていた。
がおれたちはそんな思いを裏腹にSO FUCK'INな姿勢でライヴに挑む。
で、結果は如何に!?
そしてギターウルフのベリーベリーハラショーライヴが終わると待ってましたの打ち上げ。
おれのスーパーヒーローがおれと同じ席で共に酒を飲んでいると思うとまるで夢でも見ているかのようだった。
それは前回も思ったが今回もそう思った。
そして時間はあっと言う間に過ぎていきおれとようすけは帰らなくてはならない時間になってしまった。
最後まで残っていた松田におれたちが帰ったあとの様子を聞こうかと思う。
と言うわけで僅か十日間の間に三本ものライヴは無事終了した。
ライヴに来てくれたみなさん、ありがとう。
さて、キャメルクラッチ次回のライヴは四月十四日静岡サナッシュ、ブラザーバンドである七転八倒の企画に参加。
この日はブラザーなバンドばかりが出演するが来てくれたみんな全てがブラザーなのだから気軽に足を運んでください。
いいライヴになるのは間違いなし。

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