■20051122(火)
続、メスカリンライヴ日記。
|
| 今回おれたちは7バンド中3バンド目、さすがメスカリンの企画ライヴだけあって最初から客入りは十分だった。 そして1バンド2バンドといいバンドが続きついにおれたちの出番。 予想どおりにアウェイの風がおれたちを吹きつける。 しかしアウェイの風はおれたちの原動力だ。 一番前ががらんと空いているフロアと扇状に並んでいる客の姿を見て燃えずにはいられない。 一曲目からハイテンションでぶっとばし途中ちょっとバテながらも全曲やり終えたおれたちは完全燃焼した。 しかしいつものことながらバテた頃に狂いだすおれのドラムはほんと課題が多い。 もっと野菜を食べなくては‥。 そしてその後もずっと熱いライヴは続き最後のバンドまで一切手抜きなしのいいライヴだったと思う。 ライヴが終わったおれたちはとりあえず片付けるかってことで店より少し離れた駐車場まで歩いて行った。 しかしどこまで歩いて行っても止めたはずの駐車場が見つからない。 メンバーはおれに聞いた。 ねえ、車そんな遠くに止めたの? おれはいやぼちぼち着くはずだよと言った。 その後もうしばらく歩くとメンバーはおれに言った。 ねえ、ここさっき通ったんだけど‥あ!おまえもしかして止めたとこわかんなくなってるだろ! おれはちがうよ止めたとこはわかっているけどそこへ着けないだけだよと言った。 屁理屈言うな!迷子になってるじゃんか! と怒るメンバー。 しかし泣いても怒っても車を止めた本人が駐車場の場所を思い出せない事にはどうしようもない。 沈黙のままぶらぶら歩く。 十一月の下旬を迎えたこの街にはそれ相応の冷たい風がおれたちを吹きつけ、そして見慣れない街並はよりいっそうおれたちの体感温度を下げ続ける。 気がつけばおれたちはまたしても浜松に飲み込まれているではないか。 おい、そんな暗い顔するなよ、元気だせよ!とおれが言うとおまえが言うな!と数時間前と同じセリフを吐くおれたち。 その後ようやく駐車場に辿り着いたおれたちは車を店の前に乗りつけ片付けをした。 そして対バンしたみんなや店の人にあいさつをするとおれたちはおれたちの街へ帰って行った。 帰り道、今日はおまえにほんとに振り回されたとかほんとにほんとにほんとに歩き疲れたとかくどくどと文句を言われたのは言うまでもなく、まあそれも楽しいライヴの思い出になるじゃんかとおれが言うとおまえが言うな!とちゃんとつっこみを入れるメンバーに愛を感じつつ無事帰宅。 次回のライヴは清水JAMJAMJAM、ひさしぶりのJAMJAMライヴに心踊る。 これる人は来てください。 終わり。 | | |