Dr.yamada's Column
■20051122(火)  続、メスカリンライヴ日記。
mb_1122200641.jpg 176×144 7K今回おれたちは7バンド中3バンド目、さすがメスカリンの企画ライヴだけあって最初から客入りは十分だった。
そして1バンド2バンドといいバンドが続きついにおれたちの出番。
予想どおりにアウェイの風がおれたちを吹きつける。
しかしアウェイの風はおれたちの原動力だ。
一番前ががらんと空いているフロアと扇状に並んでいる客の姿を見て燃えずにはいられない。
一曲目からハイテンションでぶっとばし途中ちょっとバテながらも全曲やり終えたおれたちは完全燃焼した。
しかしいつものことながらバテた頃に狂いだすおれのドラムはほんと課題が多い。
もっと野菜を食べなくては‥。
そしてその後もずっと熱いライヴは続き最後のバンドまで一切手抜きなしのいいライヴだったと思う。
ライヴが終わったおれたちはとりあえず片付けるかってことで店より少し離れた駐車場まで歩いて行った。
しかしどこまで歩いて行っても止めたはずの駐車場が見つからない。
メンバーはおれに聞いた。
ねえ、車そんな遠くに止めたの?
おれはいやぼちぼち着くはずだよと言った。
その後もうしばらく歩くとメンバーはおれに言った。
ねえ、ここさっき通ったんだけど‥あ!おまえもしかして止めたとこわかんなくなってるだろ!
おれはちがうよ止めたとこはわかっているけどそこへ着けないだけだよと言った。
屁理屈言うな!迷子になってるじゃんか!
と怒るメンバー。
しかし泣いても怒っても車を止めた本人が駐車場の場所を思い出せない事にはどうしようもない。
沈黙のままぶらぶら歩く。
十一月の下旬を迎えたこの街にはそれ相応の冷たい風がおれたちを吹きつけ、そして見慣れない街並はよりいっそうおれたちの体感温度を下げ続ける。
気がつけばおれたちはまたしても浜松に飲み込まれているではないか。
おい、そんな暗い顔するなよ、元気だせよ!とおれが言うとおまえが言うな!と数時間前と同じセリフを吐くおれたち。
その後ようやく駐車場に辿り着いたおれたちは車を店の前に乗りつけ片付けをした。
そして対バンしたみんなや店の人にあいさつをするとおれたちはおれたちの街へ帰って行った。
帰り道、今日はおまえにほんとに振り回されたとかほんとにほんとにほんとに歩き疲れたとかくどくどと文句を言われたのは言うまでもなく、まあそれも楽しいライヴの思い出になるじゃんかとおれが言うとおまえが言うな!とちゃんとつっこみを入れるメンバーに愛を感じつつ無事帰宅。
次回のライヴは清水JAMJAMJAM、ひさしぶりのJAMJAMライヴに心踊る。
これる人は来てください。
終わり。

■20051121(月)  浜松メスカリンライヴ日記
mb_1121205725.jpg 176×144 7K昨日は浜松メスカリンにてライヴ。
ここでは通算二度目のライヴだからまだとてもフレッシュに感じる。
それはメスカリンまでの行き方もフレッシュそのものでありはっきり言って道はまったく覚えていない。
そんなおれがなぜかハンドルを握っている。
ナビゲーターは後ろでうたた寝。
隣の彼はおれの話し相手のために座っているだけで道はわからない。
よし、ここはひとつおれのトラウマに賭けてみよう、なんとなく着いちゃうかも‥。
と、そんなおれの思いとは裏腹にうたた寝ナビゲーターは突然起きてはそこ右、そこ左、と的確な指示を送る。
おかげでことなくメスカリンに辿り着いた。
リハを終えたおれたちは街をぶらついた。
前回来た時はオープンカフェでコーヒーを飲んだ。
今回もまたそこに行こうとメンバーは言った。
しかしおれは寒いから外じゃ嫌だとわがままを言った。
じゃあどうすんだよと言いながら街をぶらつくと真っ昼間からやっている居酒屋を発見。
ふむふむ、生は四百円でつまみは三百円からか‥。
ここに入ろう!とおれが言うとメンバーはおれに従った。
十分後、おれたちは店の外に立っていた。
おれはメンバーにえらいぼったくりにあったおまえのせいだおまえがおごれとこっぴどくどやされた。
なぜなら外の看板と中のお品書きの値段がまるっきり違っていたのだ。
しかし座敷に座りおしぼりをだされ愛想のいい店員を前になにも食わずに出ることができなかったおれたちは少々のビールと少々のつまみを頼み、それを平らげると逃げるようにそそくさと店を出た。
お会計は予想を遥かにこえる値段だった。
いつまでもぶつぶつ言うメンバーになにも言い返せないおれはこの店を本気でジャロに訴えてやろうかと思った。
それから沈黙のままに街をぶらつく。
十分前ならなにして時間を潰そうかとかメシはなにを食べようかとかいろいろと選択の余地はあったはずの思いもよらない突然の大出費に残された選択はあまりにも少なく、かわりに本番まではあまりにもあまりある時間をどう潰したらよいのだろうとおれたちは途方に暮れた。
ふと見上げた空には冬の早すぎる夕暮れが迫り、立ち並ぶ雑居ビルからは冷たい風がおれたちを吹きつける。
気がつけばおれたちはすっかり浜松に飲み込まれているではないか。
おい、暗い顔するなよ、元気だそうぜ!とおれが言うとおまえが言うな!とメンバーはおれに一喝。
それからなんだかんだと悪口を言い合いながらぶらぶらぶらついているうちに元気を取り戻したおれたちはそれにしてもひまだなと言いながら本番までの時間を潰す。
それからようやくライヴは始まった。
続く‥。

■20051116(水)  ライヴ日記
mb_1116235345.jpg 176×144 7Kここんとこずっと歯を磨いた後のぶくぶくがつらい。
水がとてもとても歯にしみてあ゛〜ってなるのだ。
それは会社のおじさん曰く歯覚過敏だそうだ。
そしてそれを治すには歯医者に行くか薬局でそういった歯の病気を治す薬を買って自分で治療をするほかないらしい。
この病気は勝手に治るものではないからほっといたってしょんないぞと言われた。
しかし頑固なおれは自分の自然治癒力に賭けた。
それから約三週間、まったく治る兆しも見られないまま毎朝あ゛〜と言いながら苦しむ日々が続いている。
ところで話しは変わるがコンコル道はついに新境地を開いた。
今まではありがちな若者とありがちな中年の素行を謎のおじさんが一喝してコンコル道を説くと言うのがパターンだった。
しかしニューバージョンはちがった。
その謎のおじさんの謎の私生活に迫ったのだ。
はたしてあのおじさんは何者なのか。
普段どんな生活をしているのか。
道行く若者や中年を一喝するだけでは飽きたらず家の中の出来事にまで口うるさくコンコル道を説いてまわる謎のおじさん‥。
そのおじさんの正体とは!?
次のCMが待ち遠しい。
あの続きに一体どんなストーリー展開が待っているのだろう?
そう思うとわくわくして夜も眠れない。
ますますテレビっ子になってしまう。
ってたかがパチンコのCMにここまで胸踊るおれっていったい‥。
じゃそろそろ本題の11/12のライヴ日記に移ります。
と思ったけど前置き長すぎで今日はもう疲れました。
読んでるあなたも疲れたでしょう。
と言うことでライヴ日記はまた今度。

■20051108(火)  誕生日
mb_1108190042.jpg 176×144 3K☆HAPPY BIRTHDAY☆
☆TO ME☆
今日はおれの誕生日。
ふと気がつけばこの日記も一年が経っている。
去年の日記を読み返してみると‥
ふむふむ‥
おぉ‥なんて素晴らしい日記なんだろう。
おれは天才か?
この天才はどんな顔してるんだ?
ふむふむ‥
おぉ‥なんて素敵な顔なんだろう。
おれはオダギリか?
で、この美青年はどんな声をしてるんだ?
ふむふむ‥
おぉ‥なんて鼻声なんだろう。
おれは風邪をひいたのか?
これうまくオチたのか?
そんなことより去年より体が弱くなっている気がする。
まだ衰退していく歳じゃないのにな。
困ったもんだ。
やっぱさ、ひとつ歳を取るっていうことはひとつ死にむかうってことか?
考えたくもないな。
それより来年の誕生日までの目標を考えよう。
う〜ん、やっぱ去年と同じでおれの大好きな偉大なロッカー達に少しでも近づけることかな。
そしてなによりこのバンドを続けていくことだな。
やっぱりメンバーは偉大だな。
そのメンバーあってのバンドであってバンドあってのHPであってHPは管理者様あってのHPでありそのHPあっての日記は読んでくれるみなさんあっての日記であってその日記はおれが死んだら日記は書けないからおれあっての日記でしかしおれは一人じゃ生きていけないからおれのまわりにいるみんながあってこそのおれであってそれはバンドも同じくみんながあってこそのバンドであってそのバンドはメンバーあってのバンドであって‥
と、いろいろ感謝してるわけですよ。
来年もまた、この日記が書けますように‥。

■20051104(金)  たぬ神様?
mb_1104221911.jpg 176×144 11Kたんたんたぬきの金玉は〜
風もないのにぶぅらぶら〜♪
富士の山奥にある某薬品工場の敷地内にてたぬきを発見。
熊ほどの巨体に成長したたぬきは上手に二本足で立っていた。
おれがまじまじと見つめていると、
「どこ見てんのよ!」
と言って股間に手をあてた。
おれはキレてるの?と聞くと、
「キレてないよ‥おれキレさせたらたいしたもんだよ」
と言って髪を後ろに撫であげた。
おれは昼飯を食べるから、と言って別れを告げると、
「おまえに食わせるタンメンはねえ!」
と言っておれを威嚇した。
おれはおまえ何者だ?と聞くと、
「タヌキです‥
この金玉はでかすぎです!
タヌキです‥タヌキです」
としょんぼりした。
おれは、まあ、そんな悪くないと思うよ、と言ってなだめると、
「おれの金玉フォー!」
と言って元気になった。
そして三匹に分身すると、
ドンドンドーン!
モノマネ芸人っ
ドドンドドーン!
大成功♪
ドンドンドーン
たぬきだけにっ
ドドンドドーン
オチです♪

昼飯を食べながら巨大なたぬきの置物を眺めていたらこんな白昼夢を見ました。
お笑いの見すぎです。
しかし工場にこの置物、謎です‥。

過去ログ 2004年09月 10月 11月 12月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 04月 05月