Dr.yamada's Column
■20050329(火)  楽しいライヴ
mb_0329122518.jpg 176×144 1K3/26は清水JAMJAMにてライヴ。
JAMJAMに着きリハを終えたおれたちは焼肉さかいでスタートを待つ。
そしてライヴは始まった。
1番目は満九か月、女の子ボーカルのセクシーな歌声に陶酔、おれたちは2番目だからゆっくり見れずに無念。
で2番目はおれたち。今回は最初から5曲ぶっとおしてそれからMC言うかって前日のスタジオで決めたのだが息つく間もなく5曲やるってけっこう疲れることが判明、ぶっとおし5曲で焼肉パワーは使い果たし9曲やり終えた頃にはひっくり返りそうだった。まだまだでんな、おれたち。
3番目はアポロ526、女の子3ピースバンド、かわいいだけじゃない演奏力に脱帽、歌唱力もすごい。
4番目はチョップホップ、久々に見たけど熱いステージは健在、曲もオシャレ。
5番目はランスピリッツ、京都のバンド、こちらも久々に見たけどやっぱり熱いステージでかっこいい、三人の息の合ったステージは勉強になる。
6番目はバッカス、鎌倉のバンド、初めて見たけどかっこいい、管楽器二人の衣裳もバッチリマッチ、管楽器とパンクロックの見事なコラボレーション。
最後まで目の放せないいいライヴだった。
そして打ち上げ。
打ち上げの酒はこのうえなくうまくついつい飲みすぎてちょっぴり記憶を喪失、でも覚えてるかぎり最高に楽しくて最高にしあわせだった。しかしおれは飲みすぎるとロレツが回らなくなり聞いてる人も言ってるおれもなに言ってんだかさっぱりわからん、はぁ〜おら恥ずかす。
ってことでほんとに楽しいライヴだった。

■20050319(土)  オチはないよ。
mb_0319155439.jpg 176×144 3K小さな港で海を眺める。
釣り人が釣り糸を垂れる。
あたたかな風が春と一緒に花粉を運ぶ。
ヘックション!
口から思わずごはんつぶを飛ばす。
昼飯を食べながら港で一服。
現場へ戻るのも忘れてうつらうつら。
ピッピピ、ピッピピ、
携帯目覚ましがリミットを知らせる。
あと5分寝よう、そしたら出よう。
ピッピピ、ピッピピ、
もう5分、まだ大丈夫。
ピッピピ、ピッピピ、
‥‥‥‥‥。
それから30分後、心の目覚ましで目覚めたおれは釣り人のバケツをのぞいて現場へ戻った。
バケツは空だった。

■20050315(火)  ライヴは楽しい
mb_0315122236.jpg 176×144 3K花粉花粉花粉‥鼻がつまるとどうしてこうも思考能力が低下するのだろう、マスクが手放せない日々が続く。
それはともかく12日は富士アニマルハウスにてライヴ。この日は3バンドで若干さみしかったがそのかわりに素晴らしいバンドマン達に出会えてとってもうれしかった。
1バンド目のBRaSh GRIDは3ピース+ドラムマシーンという編成で機械が刻む正確なリズムは心地よく前三人の息の合った動きはカッコよくおまけに三人ともかなりの美男子だった。
2バンド目のTHEペラーズはパンクロックとはこういうもんだってのを再認識させられるほどの完璧なパンクロックバンドでもうやつらはパンクだよとしか言いようがなくそれはライヴ後の打ち上げで一緒に酒を飲んだらあぁカッコだけじゃねえな本物だよこいつらと思うほかなにも浮かばないほどパンクでとにかくおれは大好きになった。
3バンド目のcamel crutchはもうたとえようのないほどスーパースペシャルグレートスイートハードロックカフェバンドであまりのカッコよさに客は息を吸うのも忘れて気絶してしまったり持ってるコップが傾いてビールがこぼれていることに気ずかなかったりそれからむなしくなるからもういいやこの話‥。
とにかくおれたちはトリをやらせてもらったわけでそのトリの大役はつとまったのでしょうかおれたち‥一生懸命やりましたけど‥課題は尽きません‥。
ま、とにかく楽しいライヴだった。
ちょこっと思ったことだけどブッキングによって集められたバンドはおたがいが最初知らない者同士の集まりだけどライヴステージを見て楽屋でしゃべって打ち上げやって一緒に酒飲んで気がつくと昔から知ってるような間柄になれたりしてなれない時もあるけどそういう仲にほんの数時間でなれるってすっごくうれしくてしあわせで次の日仕事なのも忘れて語り明かして翌日二日酔いと寝不足でもちっとも後悔することのないライヴはほんとに素晴らしいことだと改めて思った。
いいこともあれば悪いこともありいろいろあるけどやっぱりバンドはやめられませんな‥。
ってことで充実したライヴでした。

■20050310(木)  小さなよろこび
mb_0310122448.jpg 176×144 7Kおいこれ作っとけ。
ぽんと渡された紙は手書きの図面だった。
あれから一ヵ月、くる日もくる日もせこせこと練習してきた成果がついに試される時がきた。
ビ、ビビー
いちにっいちにっ
今持っているすべての力を発揮した記念すべき第一作品はついに完成しそれは現場の一部としていつまでも残される。
二度と気にとめることはないだろうが見えないところに小さくサインをしておいた。
Tig溶接‥嫌気を乗り越えたら少し好きになった。
仕事とはそんなもんでしょう。

■20050303(木)  忘れんぼ
mb_0303122351.jpg 176×215 5K朝。
現場に到着しトラックの荷台を見たおれは青ざめた。ヘルメットに安全帯に道具一式まとめて全部忘れてきてしまったじゃないか‥おそるおそる会社のおじさんに打ち明けるとこのバカなにやってんだ朝礼始まるってんのにどうすんだなんで気ずかねえだこのダメ人間ダメ男今すぐ取りに行ってこい!と思ったとおりの怒声に罵声におれはあわててトラックを発進させ来た道を戻った。
現場からヘルメットまではおよそ15分の道程、現在7:30分で朝礼は8:00から。なんとか間に合いそうだ。
来た道を戻る、戻っている、いや戻ってない、はっと気ずけばおれは逆方向に進んでいた、いや目的地とは反対に走ってるのだから進んではいないのか‥。
助手席で居眠りをする罵声の天才に気ずかれないよう静かに車をUターンさせ来た道を戻る、しかし五分進んで戻るのだから振り出しに戻るには都合10分のロスになる。
ようやく見えてきた振り出しの現場を横目にハラハラしながらその前を通りすぎる。
一瞬目覚めた彼はなんだちっとも進んでねえなとぼそりと言ってまた目をつむる。
ふぅ〜セーフ!バレなかった!
彼に気ずかれないうえに彼の体内時計を10分程狂わせたおれは小さくガッツポーズをした。
しかしおれの体内方位磁石は狂いっぱなしだなと思うと情けなくなりどう考えても間に合わない朝礼に自分を呪った。
そんな一日の始まり。

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