Dr.yamada's Column
■20070429(日)  便所の落書き
mb_0429100402.jpg 176×144 4K現場の便所に落書きがあった。
それは‥

インリン オブ ジョイトイ

インキン オブ ちょいカイ

なんかの雑誌に投稿されてそうなネタだけどおれは初めて見た。
ちょっと笑った。
そして繰り返しつぶやいてみた。

インリン オブ ジョイトイ

インキン オブ ちょいカイ‥

うまい‥

■20070426(木)  晴天のブルース
mb_0426123208.jpg 176×144 4K今日はひさしぶりの晴天。
こんな日は嫌でもテンションが勝手に上がってしまう。
なのに、何故だろう。
とっても眠いのだ。
こんな時には奇天烈のブルースでもうたおうか。
サンハイっ
あぁそぉらはこんなにあおいのにぃ〜
かぜはぁこんなにあたたかいのに
たいようはとってもあかるいのに
どうしてこんんなにねむいのぉ〜
睡眠睡眠睡眠睡眠
睡眠不足っ
チャン♪

これを読んだあなたはもうしばらくはこのうたが頭の中をぐるぐるまわって離れなくなるでしょう。
それはわたしも同じなのですよ。
はは‥。

■20070419(木)  七転八倒企画ライヴ
mb_0419195921.jpg 176×144 4Kついに来た。
おれはこの日をずうっと待っていた。
湿度温度ともに良好、新春物ファッションを着るには最適の日だ。
おNEWのシャツとズボンを着て鏡の前に立つ。
う〜ん、さすがファッションリーダーだな、バッチリ決まっている。
自分に見惚れたおれは気分上々で集合場所に向かった。
メンバーに落ち合うと二人は目をまん丸くしておれを眺めた。
まあまあ君たち、そんなおれに見惚れてくれるな、照れるじゃないか。
そうして顔を赤らめるおれにメンバーは無表情に言った。
メンバーA「なにその格好、やばくねぇ?ちょい悪おやじか売れないホストみたいだよ、なあ?」
メンバーB「うん、はっきり言ってダサいよ。」
ファッションリーダー「え?これこれ君たち、ファッションリーダーのおれ様にむかって何を言っとるのかね?君たちダサダサボーイズにはこのセンスがちょいと難しかったのかな?」
メンバーA「あのなあ、おまえその格好でファッションリーダーってどっから見てもファッションの落ちこぼれじゃんか!」
ファッションリーダー「なにー!おれがファッションの落ちこぼれならおまえは落ちこぼれの落ちこぼれだよ!」
メンバーA「あぁー!おれが落ちこぼれの落ちこぼれならおまえは落ちこぼれの落ちこぼれのさらに落ちこぼれの‥」
メンバーB「まあまあ、どっちが落ちこぼれでもいいじゃんか、さあ、これでも食べて落ち着きなさい!」
と言って差し出された冷凍みかんを食べたおれたちは気を取り直して仲良くサナッシュへと向かった。
ちなみにおれはそのダサイの烙印を押されたシャツは着るのをやめてその日一日をTシャツ一枚で過ごした。
夜寒かったのは言うまでもない。
さて、サナッシュに到着するとすでにリハは始まっており、ちょいと遅刻したおれたちは腰も低めにリハを終え、その後はパターンでいくと居酒屋で一杯やるところだが、対バンのみんなとおしゃべりをしていたらあっと言う間にスタートの時間がやってきた。
一番目から最後までライヴリポートはいつも省かせてもらっているから今回も例外なく省かせてもらうが、この日のライヴが盛り上がったのは言う間でもなく、最初から最後まで客もバンドも一体して盛り上がったこの企画を主催した七転八倒は改めてすごいバンドだと思った。
ありがとう七転、また誘ってくれ。
そしてライヴが終わると楽しい打ち上げが始まりそれは朝まで続いた。
と、言うわけでライヴから打ち上げまで最高に充実した一日だった。
次回キャメルクラッチのライヴは5/6清水JAMJAMJAM。
ピギーバンクの企画に出演。
連休最終日はこのライヴでトドメを刺されてはいかがでしょう。

■20070408(日)  ポストの真意
mb_0408131639.jpg 176×144 5K全国初の「おじちゃんポスト」を設置したこの病院では、設置した当日から毎日たくさんのおじちゃんが投函されている。
投函されるおじちゃんは大抵は家族に見離されるだけの理由があるロクデナシ。
例えば仕事もしないで酒ばかり飲むおじちゃんやギャンブルにハマって借金まみれになったおじちゃん、他にはパブの女に貢ぎ倒してこれまた借金まみれになったおじちゃんとカネはあるけど愛人をたくさん抱え込んだ大会社の社長まで、犯罪者ではないけれど救いようのないロクデナシのおじちゃんたちばかりが大勢投函されている。
しかし、中には二十年三十年と家族のためにひたすら働いてきたおじちゃんが、会社にリストラされた途端に家族にまでリストラされるという悲しいおじちゃんまで投函されている。
さて、この病院では投函されたおじちゃんが健全で正しい人間に成長するまで長期間に渡って保護されるのだが、いったいどのような教育の元に保護されているのかは全くの謎である。
が、ある一通の手紙を元にその謎は解明された。
その手紙の内容はこうだ。

「私は〇〇病院のおじちゃんポストに投函されました。投函されるとすぐになんらかの薬品を投与され、気がついた時には軍の収容所のような所に隔離されていました。そこには私のような中年男性が五十名余りおり、みんながみんなここはどこだここから出せと騒ぎたてました。すると顔の曲がった男が現れ、今からみなさんには殺し合いをしてもらうと言うのです。それからは地獄の日々の連続です。なにしろやらなければやられるのですからみんな鬼畜の形相で殺し合いをしました。そして少しずつ数は減り運よく最後まで生き残ったのが私です。生き残った私に顔の曲がった男は言いました。おめでとう、これでまた社会復帰できますね。その男はこの殺し合いをこう呼んでいました。「バトルロワイヤル」と。」

この手紙がメディアで公表されることはなかった。
しかし噂はあっと言う間に世間に広まり、世の中年男性達は自分もいつおじちゃんポストに投函されるかわからないという恐怖に怯えつつ、毎日家族と過ごすことになったのだが、そのおかげで真面目で健全なおじさんが増量し、離婚率は減り子供の数が増え、ダメな大人は削除されるから少子高齢化の波も収まり、秩序が保たれると日本経済はぐんぐんと成長していった。
しかし、みんなはみんな思っている。
働くこと、生きること、家族を持つこと、とはいったい‥
そしてこんなポストの存在を認めているこの国の真意とはいったい‥
と。

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