■20070419(木)
七転八倒企画ライヴ
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| ついに来た。 おれはこの日をずうっと待っていた。 湿度温度ともに良好、新春物ファッションを着るには最適の日だ。 おNEWのシャツとズボンを着て鏡の前に立つ。 う〜ん、さすがファッションリーダーだな、バッチリ決まっている。 自分に見惚れたおれは気分上々で集合場所に向かった。 メンバーに落ち合うと二人は目をまん丸くしておれを眺めた。 まあまあ君たち、そんなおれに見惚れてくれるな、照れるじゃないか。 そうして顔を赤らめるおれにメンバーは無表情に言った。 メンバーA「なにその格好、やばくねぇ?ちょい悪おやじか売れないホストみたいだよ、なあ?」 メンバーB「うん、はっきり言ってダサいよ。」 ファッションリーダー「え?これこれ君たち、ファッションリーダーのおれ様にむかって何を言っとるのかね?君たちダサダサボーイズにはこのセンスがちょいと難しかったのかな?」 メンバーA「あのなあ、おまえその格好でファッションリーダーってどっから見てもファッションの落ちこぼれじゃんか!」 ファッションリーダー「なにー!おれがファッションの落ちこぼれならおまえは落ちこぼれの落ちこぼれだよ!」 メンバーA「あぁー!おれが落ちこぼれの落ちこぼれならおまえは落ちこぼれの落ちこぼれのさらに落ちこぼれの‥」 メンバーB「まあまあ、どっちが落ちこぼれでもいいじゃんか、さあ、これでも食べて落ち着きなさい!」 と言って差し出された冷凍みかんを食べたおれたちは気を取り直して仲良くサナッシュへと向かった。 ちなみにおれはそのダサイの烙印を押されたシャツは着るのをやめてその日一日をTシャツ一枚で過ごした。 夜寒かったのは言うまでもない。 さて、サナッシュに到着するとすでにリハは始まっており、ちょいと遅刻したおれたちは腰も低めにリハを終え、その後はパターンでいくと居酒屋で一杯やるところだが、対バンのみんなとおしゃべりをしていたらあっと言う間にスタートの時間がやってきた。 一番目から最後までライヴリポートはいつも省かせてもらっているから今回も例外なく省かせてもらうが、この日のライヴが盛り上がったのは言う間でもなく、最初から最後まで客もバンドも一体して盛り上がったこの企画を主催した七転八倒は改めてすごいバンドだと思った。 ありがとう七転、また誘ってくれ。 そしてライヴが終わると楽しい打ち上げが始まりそれは朝まで続いた。 と、言うわけでライヴから打ち上げまで最高に充実した一日だった。 次回キャメルクラッチのライヴは5/6清水JAMJAMJAM。 ピギーバンクの企画に出演。 連休最終日はこのライヴでトドメを刺されてはいかがでしょう。 | | |