Dr.yamada's Column
■20050430(土)  長野九日目。
mb_0430233418.jpg 176×144 6K仕事を終えた出張ズは揃ってホテルへ帰って行った。
長野へ来て九日目、昼間休みなく仕事して夜は遊びまわってきたおれたちはついに疲れきってしまった。
おれたちは長野に遊びにきたわけじゃない、本来の目的を思い出したおれたちは今夜はゆっくり休むことにした。
ホテルのベットでごろごろしてはっと思う、世間は今日からゴールデンウィークじゃないか!世間は今夜まさにハイテンションじゃないか!こうしてはいられない、とにかく遊びに出よう!と思ったけどごろごろしてるうちにうたた寝してしまい気がつけば十一時、明日も仕事だし今からぶらぶらする気にもなれないしこのまま寝ようかな、と思ってなにか忘れてることに気づき思い出した日記を書く。
今日はこれでおしまい。
画像はおれたちが泊まっているホテル。
また明日。

■20050429(金)  長野八日目。
mb_0429232336.jpg 176×144 5K仕事を終えた出張ズはたまには飲みに行くかってことでみんなで揃って飲みに行った。
おれは用事あるんだけどと思いつつつきあった。
用事とは昨日飲みに行ったライヴハウスにおれたちのCDを持って行くことだ。
時間を気にしつつも会社のつきあいは大事だしということですすめられるがままに酒を飲んで気がつけば十時を回っていた。
じゃそろそろ二軒目行くかってとこでおれは用事があるからって一人そこで別れた。
ちなみに出張ズの二軒目はもちろんキャバクラだ。おれはとっても後ろ髪ひかれたが昨日店の人に明日CD持って行きますと言った手前約束を破るわけには行かない。
おれは酔っ払ったままその足でライヴハウスに行った。今日は週末でライヴをやっていたがもう終わる頃だった。
店の人にCDを渡し最後のバンドを見て帰る。
ホテルに着く。
日記を書く。
眠いから寝る。
また明日。

■20050429(金)  長野七日目。
mb_0429003312.jpg 176×144 5K仕事を終えた出張ズは今日もパチンコへ行った。
長野へ来て早一週間、毎日同じ書き出しで始めるおれもおれだがほんっとにパチンコの好きな出張ズだからしょうがない。
ホテルに帰ったおれはシャワーではなくゆっくりとお湯に浸かり今夜はなにをしようかと考えた。
本来ならパルコへ行きたいところだが今日は先約がいてスタジオはとれないのだ。
あれこれ考えた結果月曜日に見つけたライヴハウスに行くことにした。この店はライヴは週末だけで平日はBarとしてあけている。
風呂を出て着替えを済ましその店へ行く。
扉を二つ開けると正面が小さなカウンターでその奥には照明の落とされたステージがあった。
五人しか座れないほどのカウンターには客が三人いてその向こう側に店員が一人いた。
カウンターに座りビールを注文してから五分後、気がつけばおれはUNOをやっていた。
店員も客も気さくな人達で座った瞬間から話しかけてくれいろいろ話してるうちにまあひまだからUNOでもやりましょうということになった。
UNOをしながらこの街のバンド事情を聞いたりおれの街のバンド事情を話したりしてすっかり仲良しになったところで本来の目的を思いだしそれを告げた。
今度ここにライヴしにきたいんだけどいいかなぁ?
もちろんウエルカムだよ、でいつにする?
ってことでライヴは決まった。
7/9(土)長野県松本市
「ALECX」
駅から徒歩三分。
決まったのはいいけどメンバーに確認しなかったけど大丈夫かな?明日連絡してみよう。
最後はこの店のオーナーさんも加わりビールを一杯ごちそうになって帰った。素晴らしい店だ!。
おれは七月にまたこの街へくる、今度は仕事じゃなくてライヴでだ。今度は出張ズじゃなくてキャメルクラッチでだ。楽しみで今夜は眠れない‥。
また明日。

■20050427(水)  長野六日目。
mb_0427215423.jpg 176×144 8K仕事を終えた出張ズはいつものパチンコ屋へ行った。しかし今日行ったのは蓄膿症のリーダーと宅八郎似の副リーダーのみ、残りのメンバーは今夜はキャバクラへ行くってはりきっていた。
なぜなら昼間おれたちが休憩している現場の小屋でキャバクラ店の情報誌を発見したからだ。
メンバーは相談する。
この店安いよね、あ、でもこっちの店だと早い時間に行けばこっちの店より安いよ、でも延長するとこっちの店より高くなる可能性あるし‥あ!それなら二軒はしごする?いいねぇ!そうするか!じゃまずはこの店行ってぇ次はこの店行ってぇ‥。
楽しそうに相談する彼らを横目におれはパルコへ電話してスタジオの当日予約をする。個人の場合は前日予約ができないのだ。
プルルル‥プルルル‥呼び出し音が鳴っている間考えた、もしスタジオが空いてなかったらおれもキャバクラへ行こう!しかし残念ながらスタジオは空いていた。
予約するおれ。
そしておれは思った。部屋ひとつしかないのになんでこうも毎日空いてんだか‥。
と言うわけでホテルへ帰ったおれはシャワーを浴びて着替えを済ますと一人てくてく歩いてパルコへ向かった。
パルコからの帰り道、ホテルの人に教えてもらったデパートへよる。この店はおれの町で言うとアピタみたいな感じの店だ。
おれは大好きな豆腐と枝豆とお菓子とビールと紙パックの安いワインを大量に買い込み買い物袋へ詰め込みながら思った。
この重さでホテルまで持って帰れるのだろうか‥。
帰り道、何度も休憩しながら無事ホテルへ到着。
部屋の小さな冷蔵庫一杯に酒と食料を並べるとしばらくみとれた。
一缶目のビールを飲みながら長野六日目の日記を書く。この後はギターを弾いて寝る。
また明日。

■20050426(火)  長野五日目。
mb_0426224401.jpg 176×144 7K仕事を終えると出張ズはいつものパチンコ屋へ行った。おれはまっすぐホテルへ帰るとシャワーを浴びてからパルコへ向かった。
話しはかわるが出張ズのリーダーは蓄膿症らしい。朝から晩までずっと鼻をずるするしてひまさえあれば鼻をかんでいる。
仕事中はティッシュで鼻栓をしてマスクをしている。おれは花粉症かと思いひどい花粉症ですねと言ったらいやおれは蓄膿症だよと言った。
そういえばキヨシローも蓄膿症だったらしい、治ったかどうか知らないけど歌ってる姿を見たかぎり治ったのだろう。
出張ズのリーダーは蓄膿症、キヨシローのような歌声かもしれないと思うとちょっぴりカッコよく見えた。
パルコに着くと入口のすぐ側にあるエレベーターで五階まで上がり扉が開くと目の前が楽器屋のスペース、その奥にスタジオがあり店員に断ってからスタジオに入る。
今日知ったのだがこの店にはスタジオはこの一室だけ、なにげに競争率たけぇなって思ったけどおれは二連チャンでスタジオをGETしている。
八時になりスタジオを出ると蛍の光が流れ足早に出ていく客とせかせかと片付けをする店員が見えその中をてくてくと帰って行くおれ。
急にホームシックになり早くおうちに帰りたいと思ったが帰る所はホテルしかなく帰っても一人ぼっちかと思うととてもさみしくなった。
帰り道、いつもよりだらだら歩いて帰る。肩にかけたドラムのペダルがいつもより重く感じる。おれはひさしぶりにブルースをうたった。
いつもの帰り道〜なんだかさみしくて〜きみの大好きなうたを口笛吹いた〜♪
(byジュンスカ)
そうして長野五日目は終わった。

■20050426(火)  長野四日目。
mb_0426070341.jpg 176×144 6K仕事を終えた出張ズは昨日と同じパチンコ屋へ、行ったと思ったら行かずにおれと一緒にまっすぐホテルへ帰ってきた。
今日はいつものパチ屋は休みなんだとさ、じゃ他の店行けばいいのにと思って言ってみると他の店は出ないから嫌なんだと、ってきみたち連敗続きじゃんって思ってそう言うと他の店じゃもっと負けちゃうわだってさ、そういうもんすか?よくわからんな。
おれはシャワーを浴びるといそいでパルコへ行った。今日は七時から個人練習のスタジオ予約をとってあるのだ。しかし店は八時閉店の為一時間しかできない。
練習を終えたおれは昨日行きそびれたライヴハウスへ向かった。もう場所は明確にわかっている為迷わずまっすぐ歩いていける。
何度も通った繁華街を歩くといつものキャッチマンがつったっている。この街へきた初日に声をかけてきたおじさんがまた話しかけてきた。
お兄さん毎日このへんうろうろしてるけどまだライヴハウス見つからないの?もうあきらめてうちの店で遊んでったら?
おれは言った。
残念ながらライヴハウスは見つかったんだ、でもそのうち遊びに行くよ。
繁華街を抜け大通りを横切るとそのライヴハウスはあった。看板は小さなネオンだけ、その奥の階段を地下へ下り左へ向きをかえると入口がある。そこまで行くとやっとライヴハウスだということがわかる。
入口に出てるボード見ると「Bar Day」と書かれてあった。そのへんの貼り紙を見るとライヴは週末だけで平日はバーとしてあけているだけらしい。スケジュール表を見ると今週の金曜はよさそうなライヴがある。じゃ金曜にまた来ようと思い回れ右して来た道を戻る。
ホテルまでの帰り道、来た道を通ってさっきのおじさんに見つかるのも嫌だから別の道を通る。一瞬迷子になったが無事帰宅。
出張四日目はそうして終わった。

■20050424(日)  長野三日目。
mb_0424224411.jpg 176×144 6K仕事を終えると出張ズはまたしても昨日と同じパチンコ屋へ行った。
おれは昨日と同じようにまっすぐホテルへ帰宅、そしてシャワーを浴びてから今だに見つからないライヴハウスを探しに駅へ向かって歩きだす。
その前に今日はまずパルコへ行こう。
パルコは六階建てのアパレル系デパートで駅周辺をうろつけば必ず目につく建物だ。八時閉店の為昨日おとといと行けなかったから今日は仕事から帰ったらまっすぐパルコへ行こうと決めていた。
別に買いたいものはないから一階をぐるっと回るとエスカレーターで二階へ行く。またぐるっと回ると三階へ、そして四階を回り五階へ着くとおれはびっくりした。
遠くからでも一目でわかる楽器屋の出で立ち、壁にずらっと並ぶギターとベース、中央にはドラムセットが立ち並びその周りをギターアンプやベースアンプが取り囲む、その他もろもろかぞへ上げたらきりがない程完璧な品揃えの楽器屋がこんなところにあるとは思いもしなかった。
当然隅から隅までくまなく見て回ると奥の方にスタジオを発見、壁紙を見ると個人練習もできると書いてある。
店員に詳しいことを聞いて明日さっそくこようかなと思いつつはっと閃いた。そしておれは店員に聞く、このへんにライヴハウスありますか?すると五軒くらいありますよと言う、じゃおすすめのロックなライヴハウス教えてくださいと言ったら丁寧に場所を教えてくれたうえに地図まで書いてくれた。おれはじゃさっそく行ってみますありがとうと言って店を出ると地図を便りに歩きだす。
繁華街を歩いて行くとあいかわらずキャッチマンがおれを誘惑してくる、しかし人通りより立ちんぼのほうが多いんじゃないかってほど人が少ない、そっか、今日日曜だしな‥と思っておれは思い出した。今日は綾瀬はるかのドラマの日じゃないか!時計を見ると八時二十分、ドラマは九時からだから今帰れば十分間に合うな、ってことでライヴハウスはまた明日探すことにして今日はホテルに戻りドラマを見た。
そしてギターをちょろっと弾いて就寝。
出張三日目はそうして終わった。

■20050423(土)  長野二日目。
mb_0423230030.jpg 176×144 5K仕事を終えると出張ズは昨日と同じパチンコ屋へ行った。おれはまっすぐホテルへ帰りシャワーを浴びて昨日見つけたスタジオへ行く。
ホテルの前の道をまっすぐ行きスクランブル交差点を斜めに渡りそのまままっすぐ行くと駅、駅の前の道を右に曲がり三本目を右、でちょっと行くと昨日のスタジオが見えてくる。
たぶんもっと近道はあるだろうが方向音痴なおれは決まった道を歩かないと迷子になるからバカのひとつ覚えのごとく決まった道を行く。
スタジオでちょこっと個人練習をしてから昨日見つからなかったライヴハウスを探しに行く。
やみくもに探してもわからないに決まっているからスタジオにいたバンドマンに聞いてみる。
ふむふむ、あ、そのへんなんだ、ありがとう、さがしてみます。
おれがリサーチした場所とはてんで違う場所を教えられたがとにかく行ってみることにした。
彼が言うにはこのへんだよな、あ、焼肉屋あった、で、セブンがあって‥それからしばらく同じところを行ったり来たりしてうろうろうろうろしたけどライヴハウスらしきものは見当たらない。
キャッチのおじさんやお兄さんやお姉さんに幾度となく声をかけられネオンの甘い誘惑につい心を奪われそうになりながらも懸命に探し続ける。
でも見つからない。
また明日にしよう。
諦めて帰ろうと思ったがホテルの方向がわからない。道行く人に駅はどっち?と聞きながらとりあえず駅に向かう。駅までくれば帰り道はわかる。
そして無事ホテルに到着。
到着して手ぶらで帰ってきた自分を呪いながらまた駅へ向かう。なぜならホテルに帰っても食うものも飲むものもないからだ。
駅の近くのコンビニで酒とつまみを買ってまたホテルに戻る。
歩き疲れてふらふらになりながら明日はどうやって探そうかなと考えつつ日記を書いて就寝。
出張二日目はそうして終わった。

■20050422(金)  長野へ。
mb_0422232747.jpg 176×144 6K早朝六時五十分、おれたちは長野県松本市へ向かって出発した。
キャメルクラッチは実は長野で一度だけライヴをしている。しかしその時のメンバーはおれ以外今は居ない、そのうえ何年も前のことだから記憶はかなり薄れている。個人的にも行ってはいないからかなりフレッシュな気分で長野へと向かう。
午後三時、車はようやく目的地へ到着、休む間もなく荷おろしをすませ扉を二つ開けると騒音がおれたちを包んだ。
一列に並んで順番に新規入場を済ますとさっそく仕事にとりかかる。
ここは大手薬品会社の工場、おれはライヴではなく仕事をしに長野へ来たのだ。
これがライヴなら楽しい旅路だが仕事となるとちっとも楽しくない。しかも今日から二週間、この街から出ることはできない。
the出張ズのメンバーは全部で六人、楽器ができるのはおれ一人、残り五人のアフターはパチンコと居酒屋に決まっている。おれは一人、アフターの過ごし方を考える。
こっちに来る前にスタジオとライヴハウスはリサーチしてきた。今夜ホテルに着いたらさっそく探しに行こうかと思う。
午後七時、そこそこ綺麗なビジネスホテルに到着、出張ズのメンバーは揃ってパチンコ、おれはシャワーを浴びて着替えを済ますと駅へ向かってぶらぶら歩いた。
ホテルは松本駅から徒歩七分、リサーチしたスタジオは駅周辺、確かこのへんのはず、パソコンから印刷した地図を便りに探し歩くとあっさりと発見、場所を頭にインプットして次の目的地であるライヴハウスを探す。
おかしいな、地図だとこのへんなんだけど‥地図の示す場所をぶらぶら探すがいっこうに見つからない。話しかけてきた呼び込みのおじさんに聞いてみる、が知らないよと言う、それよりうちの女の子と酒飲んだほうが楽しいよ、ちょっとよってかない?と言われちょっぴり心ゆれたがまたにするって断り再び探し歩くが四月も半ばだというのにさすが長野だけあってまだまだ肌寒く歩き疲れたからホテルに帰ることにした。
ホテルに着くと出張ズのメンバーが今から飲みに行くけど行かない?と誘う、それならいい店あるよってさっき呼び込みされた店を教える、が今夜はキャバクラはいいよ居酒屋行こうよって言うから揃って居酒屋へ行く、そしてちょろっと飲んでホテルへ帰宅。
もう一度シャワーを浴びた後持ってきたギターをちょこっと弾いて日記を書いて就寝。
出張の第一日目はそうして始まった。

■20050420(水)  新宿でライヴ
mb_0420150527.jpg 176×144 2K早朝五時半、おれたちは新宿初台WALLへ向かって出発した。
車の運転はかわりばんこでおれは首都高受け持ち、当然一発で下りれるわけもなく見事に首都高を一周ドライヴ、二度目の下り口を上手に下りるとそこは東京新宿だった。
余りある時間に新宿をぶらぶらして午後からDoingLifeの佐藤くんと合流、もう少しぶらぶらした後WALLへ到着、地下一階へ下り扉を二つ開けるとリハは始まっていた。
WALLへは初めてくるがなぜか初めての気がしない、店の作りやべたべたと貼られているポスターやステッカーがアニマルハウスと似ているからかとても居心地がいい。
リハを終えいつものように居酒屋へ‥行こうと思ったがここは大都会東京は新宿、都会へ来たからにはオープンカフェでコーヒーを飲みながら街行く人々をぼんやりと眺めようじゃないか、と思ったが近くにオープンカフェはなくあんまりうろうろしても迷子になりかねないということでライヴハウスの中でスタートを待つ。
そしてライヴは始まった。
この日は6バンド出演でおれたちは4番目、おれたち以外は全て東京在住のバンドでいつもの地元でやるライヴとは逆パターン。
さすが東京だぜって感じで一番目からいいバンドが続き三バンド終わってついにおれたちの出番。
渦巻くプレッシャッーとアウェイの緊張感は心地良くおれたちの気持ちも一つになったところで本番を迎える。
で結果はどうだったかって言うとやっぱりおれたちはスーパースペシャルグレートスイートハードロックグリーンティーサッカーもなかカフェバンドだけあってそりゃもう最高にイカしてて最高にパワフルで最高にフィーバーで最高に最高の演奏はいつになったらできるようになるだかまったくまだまだ課題は尽きないなってことであっと言う間の30分だった。
その後のバンドも素晴らしい演奏とステージで最後までいいライヴだった。
そして打ち上げ。
打ち上げはDoingLifeと東京在住のダチロッカーと十数人でわいわいやって気がつけば一時をまわり店のオーダーストップで終了した。
いつものことながら飲みすぎたおれは記憶をちょっぴり喪失、失礼がなかったことを祈る。
そして目が覚めると家の前、時間は六時、心やさしいメンバーは爆睡するおれをきっちりと家まで送ってくれた。
その後風呂に入り作業着に着替え仕事へ行った。
こうして今年初の東京進出の第一歩は無事踏み出すことができた。
次は五月、すごく楽しみだ。
日記を書き終えたおれは画像を添付しようとして思い出した。WALLの看板を撮り忘れた。それどころか今回一枚も撮ってない。前回から毎回これからはライヴ日記の画像は全て店の看板にしようと思ったのに‥残念無念。

■20050411(月)  ライヴ日記
mb_0411213642.jpg 176×144 7K昨日は浜松メスカリンドライヴにてライヴ。
おれたちはメスカリン初デヴュー、行ったこともないから場所もわからない、が、唯一おれだけは知っていた。と言うか人から場所を聞いていた。
車で浜松駅に到着、運転手さん、南のロータリーを西に向かって行くとすぐメスカリンだよ。
おれの言うとおりに行き辺りを見回す、ライヴハウスらしきものは見当たらない、車をおりてぶらぶら探す、やっぱりライヴハウスらしきものは見当たらない、しかたなく教えてくれた人に電話して聞く、するとその人はメスカリンの場所知らないよって言う、なんで教えてくれたじゃんって言うとそんな会話した記憶ないんだけどって言う、そっか、じゃあ違う人に聞いたみたい、悪い悪い、そして誰に聞いたかを思いだす、がてんでさっぱり思い出せない。
メンバーをちら見するととても直視できない顔をしている、なんせメンバーはおれが知ってるって言うのを信用して着いてきただけに今さらどうすることもできないのだ。
迫りくるリハの入り時間と降ったりやんだりのぐずついた天気、浜松駅周辺の都会の喧騒は藤枝の小さな町から来たおれたちを飲み込むととてもちっぽけにした。
そしてみんなで途方に暮れる。
その後あっちこっち電話したり通行人に聞いたりしてなんとかメスカリンを見つけるとおれたちは学んだ。
やまだはあてにならない。

狭い階段を下りる。壁の貼り紙やステッカーがライヴハウスを象徴し扉を二つ開けるとリハの空気がおれたちを包んだ。
リハを終えたおれたちはまっすぐ居酒屋へ‥。
行こうと思ったけどここは浜松の大都会、せっかくだからオープンカフェでコーヒーを飲みながら街行く人達を眺めることにした。
スタート時間までシティーボーイを満喫しアウェイの心地いい風に吹かれ気分も上々にいざ本番を迎える。
この日は9バンド出演でおれたちは5バンド目、バンド数が多すぎるため他のバンドのリポートは省く。
で、おれたちの演奏はどうだったかと言うとそりゃあやっぱりスーパースペシャルスウィートハードロックンロールオープンカフェバンドだからもうなにも言うことはない。と、言いたいところだが課題は多く反省は尽きない。
そして最後のバンドが終わると日付はかわっていた。
さすがに9バンドだけあってながいライヴになったが最後まで楽しいライヴだった。
来週は東京でライヴ、とても楽しみだ。

■20050404(月)  花半開。
mb_0404190242.jpg 176×144 5K昨日は瀬戸川をぶらぶらした。
風はあたたかく半袖でも十分。
天気予報は雨だったけど空はきれいな青空だった。
川の土手沿いに並ぶ桜の木は満開にはあと一週間ほど必要。
気の早い屋台は退屈そうにのれんを揺らす。
来週の日曜にはたぶん花は満開。
屋台もいそがしくなる。
その頃おれたちは浜松でライヴ。
花よりロック!!
うまい!ってことでまた会いましょう。

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