■20070128(日)
サナッシュライヴ
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| あれから五ヵ月。 ついに建物は完成した。 と同時にリーダーとしての役目も終わった。 これからはお気楽平社員として呑気に働く日々が始まる。 そう思った翌日は一時間の大寝坊。 精神と身体の見事な統一にとても感心した。 これがもっとドラムに生かされればと思うのだがそればっかりはうまくいかない。 それはともかく現場が終わってしまったおかげでもうビーンに会えなくなった。 それと路上の哲学者のつぶやきも聞くことができない。 すごく残念なことだがおれにはどうすることもできずまた新しい現場で新しいキャラと出会うことを願うのみ。 そういった訳で最近は創作意欲の湧く出来事もなければブルースが溜まることもなく平穏平凡な日々が続き日記の更新もかなり遅れている。 これはいかん。 ロッカーとしてもっとデンジャラスかつエキサイティングな日々を過ごさなくては。 と思うのだが怠け者の血がそう簡単に沸くわけもなくやっぱりだらだらと過ごす日々。 ついタリホーが口を吐いて出てしまうのはこんな時なのだろうか。 わいタリホ〜 さめタリホ〜 と。 しかししあわせなことにおれにはバンドがある。 ライヴがある。 冷めタリホーばかりじゃなく沸いタリホーの時がある。 そんな沸いタリホーのライヴが昨日の静岡サナッシュ。 情熱のパンクバンドばかりに囲まれて沸かないはずがない。 ふつふつと沸き立つ血が全身を駆け巡る瞬間。 これがライヴ、これがロック。 演奏しててもそうだし見ているだけでもそう。 この瞬間この場全てが沸いタリホーの最高の時。 昨日出たバンド全てにおれはそれを感じた。 ほんとにいいライヴだったと思う。 ライヴが終わった後は打ち上げ兼新年会の始まり。 会場はそのままサナッシュで。 やっぱり打ち上げは楽しいな〜と思いながら食べたり飲んだり。 で、二時近くなった頃後ろ髪を引かれつつ会場を後にしたおれたちはアブトラとアウトランのライヴを見に歩いて北に向かった。 真夜中のイベントライヴにブラザーバンドが二つも出ているのだ。 見に行かないわけには行かないでしょう。 会場はビルの地下にあるバーみたいなとこでライヴハウスとは違った雰囲気がいい感じで出ていた。 そこでアブトラのライヴ。 正直店の雰囲気には合ってません。 しかしアブトラはどこでやってもアブトラで店側からここはライヴハウスじゃないんだからもう二度と来ないでくれと言われかねないライヴパフォーマーにやっぱりアブトラはかっこいいやと再度確認した。 ちなみにドラムはニュードラマーのラムリンでこの日が初舞台。 なのにずっと前からアブトラで叩いているみたいにすごくマッチしていてとてもよかった。 その後のアウトランもギターとドラムが加入して二回目のライヴながら勢いは増す一方。 両バンドとも新年の始まりがいい感じでスタートしただけに今年一年すごく楽しみだ。 アウトランが終わって時計を見るともう四時近く。 その後出るジェニードライヴを見たかったけど松田は翌日と言うか数時間後に仕事があるから店を出た。 そして車で三十分、集合場所であるおれの家に着くとようすけは言った。 バッグがない‥。 おれたちの罵声を浴びながらようすけはバッグを取りに店に戻る。 やさしいおれたちはもちろんそれにつきあう。 こうして長い一日は終わった。 さて、キャメルクラッチ次回のライヴは静岡サナッシュ、「酔っ払い馬鹿ナイト」のイベントに出演。 ゲストのゲンドウミサイルはこの前対バンしたけどめちゃくちゃカッコいい! 要チェックですよみなさん。 サナッシュへ。 | | |